ネパール・ヘルスキャンプ2017へ参加して。

金倉 香

2回目のネパール。昨年もネパールにて海外ボランティアしました。昨年参加した時は、まだ学生でした。すべてのことが始めてで学ぶことが多く、毎日、緊張しながらボランティアをしていたことを思い出しながら、今年は参加することができました。昨年に比べたら少し落ち着いて参加できるかと思っていましたが、臨床1年目の私にとっては診たこともない疾患に戸惑うこと多かったです。そしてそれは日常の臨床ではなかなか学べないような事ばかり。毎日がとても貴重な時間でした。

日本出発してからネパールヘ着いた時は不安と期待があり、またネパールに来ることができたと言う嬉しさの方が強かったと思います。そしてカトマンズ空港からバンディプールという山岳部の農村地域までの道のりが長く険しいものでした。到着の次の日からボランティア活動が始まり、毎日、目の前の出来事をこなしていく楽しさを感じたり、悔しさを感じたり様々な思いがありましたが、あっと言う間の5日間でした。

今年、鍼灸の資格を取り、臨床1年目の私にボランティアに参加して何ができるのだろうか。今年もそんなことを考えながら参加しました。昨年と比べて変わったことは、ネパール人と楽しみながら接することができました。昨年は言葉の壁を感じて途中でコミュニケーションをとることを諦めてしまうこともありましたが、今年はジェスチャーを使いながらもネパールの方は笑って接してくれて、とても嬉しかったです。またこのような貴重な経験ができて、本当に参加してよかったと心から思えました。

環境、食事、言語と日本では当たり前にできることが、この国では当たり前ではないこと。文化の違いも沢山感じました。日本では考えられない困難なこともありましたが、今まででは経験できない沢山のことを経験することができたことは、これからの自分の人生においてもヘルスキャンプに参加したことが大きな出来事です。

そして経験のある先生方の治療を近くで拝見できることは、臨床経験のない私にとっては楽しくて勉強になりました。また日本では1日に15人程度患者さんを診る経験は、なかなかできないと思いますが自分で考えながら治療することができました。そして今回、学んだこと、今ある環境に感謝することでした。普段なにげなく過ごしていることが当たり前ではなく、とても大切で貴重な時間であるということ。自分が周りに支えられ生かされているということをより強く感じることができるようになりました。

今後、鍼灸師としての目標設定をして自分に今できることに感謝しながら、自分の目指した志に向き合い生きていきたいと思いました。