ネパールヘルスキャンプ2018 inポカラに参加し気付いた点や感じた事に関して。

・はじめに

今回のヘルスキャンプ参加のきっかけはIVAAのfacebookページを見た事から始まった。ボランティア活動に対して熊本地震や九州北部豪雨等でマッサージを行っていた為、特別な意識は無かった。
ネパールのボランティア活動という事で、

”自分の知らない世界で自分の技術がどこまで通用するのか?”

”また、その技術で喜んでもらえるのだろうか?”

と考え事前説明会に足を運んだ。ネパールでの活動を写真や動画を交えながら説明を受け、現地での環境や人々の様子を見て、自分の眼で確かめてみたくなり参加を決意した。決意してからの約2ヶ月は予防接種やパスポート・ビザの申請、クラウドファンディングページの作成、チケット、使用する機材、プレゼント等の手配など、準備に追われた。

・出発~現地到着

参加を決めてから出発まで、慌ただしく過ぎてしまいネパールに関する情報は調べていたが身になっていなかったと思う。【羽田‐タイ(バンコク)‐ネパール(首都:カトマンズ)‐ネパール国内線にてポカラへ】という工程を16~18時間かけて目的地に着く予定であったが国内線が悪天候の為運休、カトマンズ‐ポカラ間を車移動する事となった。約30時間かけて現地へ到着、仮眠を少し取り初日の治療といった流れになった。

・治療に関して

治療は現地のボランティアの学生がサポートしてくれた。英語が話せるので、英語を介し現地の方の症状を教えてくれたり、施灸を行ってもらった。日本でボランティアを行う時や仕事を行う時は全て一人で行っていたので、アシスタントがいる事に戸惑いを感じてしまった。慣れるまで時間を要してしまった点に関しては反省するばかりである。

現地の方の主訴は腰や膝等が多く、日本と大きく違った点は、腰椎の前傾と足部のハイアーチが非常に多かった。生活様式や身体活動レベルの違いが原因であると思われるが、日本で診ている患者とはまるで傾向が違う為、判断に窮した。

短い時間の中でどこまで行えばいいのか?何が正解なのかが解らなくて困ったと言う方が正しいと思う。

・ネパールについて

後進国であるが故に、食事や運動、健康などに対する意識や注意が薄いようである。貧しい国であるが、肥満者が多くそれに起因する腰痛なども多かった。健康に関する教育や情報の発達は必要であるが、ネパールの社会が成熟する過程を経なければならない。

・疲労について

今回のボランティアでは日本人スタッフが皆体調不良に陥った。初日の長時間移動、慣れない環境での施術、食べ慣れない食事、等によりかなりのストレスを感じていたと思われる。

施術を行う前に、まずその現場で生活がキチンと出来る事が大切であり、重要性を肌で感じる事ができたと思う。