今回は二度目のネパールボランティア参加でした。
今回のボランティアで一番感じたのは慣れと依存、独りよがりだったことを思い知らされました。しかし5日目には私の対応力が非常に上がったこと、患者さんの向き合うってどういうことかってことを改めて学べた非常に貴重な機会でした。

去年は、ポカラという土地でお手伝いさんが全員18歳以上の大人で、中には医療系の学校に通っている方もおり、英語がみんな話せました。そこでお手伝いさんに知らぬ間に依存をしていました。困ったら英語で何とかすればいいかという気持ちで臨んでいたのです。

そういう意味では、今回は、スタッフさんが全員若く13歳から18歳までの子たちで、英語が話せる人は数人のみ。さらに施術するスタッフも16人くらいで多く、お手伝いさんもたまに人数が不足していました。

私の担当していたところでは、お手伝いさんが5日中、3日は不在で、ほとんどの時間をネパール語しか話せない患者さんと常に対面しなければならず、患者さんの訴えがよくわからず苦労したり、100%十分に理解できず後になって痛みの訴えを言われたり、鍼灸の特性上、人によって、その日の症状によっても局所治療から遠隔治療で多岐にわたり、しかも人によって治療の内容も変わるため、この治療は何のためにやるのかといった説明が難しいといった問題が多くありました。

もちろん、困ったときにはすぐに助けてもらえるようにスタッフが定期的に見回りに来てくれたり、現地ネパール人鍼灸師の方々でも日本語が話せる方もいるので、お願いして対応してもらったり出来るので通常は全く問題はありませんでした。

でも、出来るだけ私と患者さんと対面で向き合いたいという思いで、一生懸命ネパール語を覚えて使いながら親身に対応していくことが出来ました。最後の5日目にはかなり対応できるようになっていたのは大きな成長を確信出来ました。

言葉の壁はあれどもどれだけ心の底から治してあげたいと思うかで、患者さんにもその一生懸命さが伝わり、ネパール語を教えてくれたりして、みんなリピーターになってくれました。

それが本当にうれしかったです。ネパールボランティアは、決して衛生的ではないし言葉の壁もあるけど、多種多様で日本ではなかなか見れないような骨折後の変形治癒による疼痛緩和なども見れるので非常に自分の技術を伸ばすことが出来るのでお勧めです。